Album

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●meditation under flying guardian god  

1) 鬼神
2)ひとり
3)満月〜奇妙な出来事
4)鬼神冥想図
5)ひとり(リプライズ)
6) パラレル・ワールド
7)夜空絵の具
8)月下美人
9)色
10)十二縁起
11)さくら
※ボーナストラック ディセンバー・スノウ

MEMBERS

・Terasawa,Hirohisa(G)
・Fujinaka,Hiroki(B)
・Awai,satohiro(Vo)
・Aruberto,Tanaka(Key)
・Kawauchi,Tsutomu(Dr)

SCOPE/MEDITATION UNDER FLYING GUARDIAN GOD 鬼神冥想図

鬼神冥想図〜ライナーよりの抜粋〜
1. 鬼神
「鬼神」には死者の霊が祟りをなす鬼に変化したものや、元来、人を恐れさせる存在であったものが、仏教に取り入れられ人を災厄から守る存在に変化したものなど様々な解釈があるが、今回、寺澤氏は後者の「守護神」としてのイメージで作曲したとのことである。
2. ひとり
ルソーが述べる「孤独」をジャケットの女性の表情に重ね合わせて作られた。
3. 満月〜奇妙な出来事
ルナティックという言葉は本来、「月に照らされた」という意味であるが「精神に異常をきたした」という意味をあわせもつ。オオカミ男の変身といい萩原朔太郎の詩「月に吠える」といい、満月に奇妙な出来事は、つきものなのだ。
4. 鬼神冥想図
孤独なゆえの精神と肉体のバランスを表現したものである。
6.パラレル・ワールド
孤独な散歩者が散歩中に異界へトリップしてしまうイメージを表現。
7. 夜空絵の具
「静寂の音」ライヴでオーロラの写真をバックに演奏されたものを再構成。
8.月下美人 9.色 10.十二縁起
夜半に咲きはじめ、朝には萎れてしまう花の名である。寺澤氏はジャケットの女性に京都島原の花街にいた太夫—歌舞で客をもてなす女性だが書道・和歌・俳諧などにも高い教養を備えていた—の面影を見ているようであり、そこから、人間の本性の一つである「性」をイメージした9曲目の「色」へと連想が続き、仏教において人間の苦悩の原因を順に辿っていった概念である「十二縁起」へとつながっていくのである。
.さくら
前作の社会的テーマがアーティストの意図を離れた反響を生んでしまったり、2007年に前衛芸術家椿昇氏のプロジェクトunboyの音楽を担当し、『京都の奇跡』と題されたミニアルバムを制作したことなどは、メンバー自身に改めて「日本のロック・バンド」であることを意識させることとなった。この曲は直接的にはジャケットの女性の着物の模様からの着想であるそうだが、本作全体に流れる“日本的”カラーをストレートに表現した小品である。
December Snow
ファンの方ならご存知の通り、2006年にイタリアのメロー・レコードからリリースされたムーディーブルースのトリビュート・アルバムに収録された曲である。
日本では輸入盤でしか入手できず、ネット上で高額な値がついたりしていることから今回、まさにファンへのボーナスとして収録された。

2010年7月   小寺祥文


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●THEME OF UNBOY NOBORU TSUBAKI+HIROHISA TERASAWA (U-KUA-001) 

1) UNBOYのテーマ/ THEME OF UNBOY
2) HEAVY AIR
3)PERSON WHO NEEDS LAND MINE
4)LAND MINE
5)MYSTERIOUS JAPAN
6) MIRACLE OF KYOTO

MEMBERS

・Terasawa,Hirohisa(G)
・Fujinaka,Hiroki(B)
・Kazuhiro,kudou(Dr)
・Awai,Satoihiro(Vo)

SCOPE/THEME OF UNBOY


日本現代美術を代表する一人として世界的な注目を集めている美術家・椿昇氏の作品UNBOY・地雷除去ロボット(国連参加作品)を題材に寺沢(scope)が作曲。

※このCDは、産官学連携プロジェクトの一環で制作されましたので販売目的のものではありません。
・京都造形芸術大学デジタル・ライティング・シンポジウムwith 椿昇unboy展でCDを500枚無料配布。
・北海道札幌市の平和音楽イベントにて300枚進呈。
・スコープライブにて50枚配布。

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●SCOPE/Higher and Higher MMP-481 ABC
Mellow Records a three-CD box set.  

CD ONE
RYAN GUIDRY (USA) - London is behind me 2'58"
MIKROMIDAS (NORWAY) - Go Now 6'16"
IN THE LABYRINTH (SWEDEN) - Cities 5'45"
HAMADRYAD (CANADA)- Dawn is a feeling 3'33"
YOLK (SWITZERLAND) - Peak Hour 6'24"
SONIC PULSAR (PORTUGAL) - The sun set 3'17"
CINNAMONIA (GERMANY) - Twilight time 3'44"
GAP PARTY (ITALY) - Nights in white satin 4'22"
QUARKSPACE (USA) - Legend of a mind 8'59"
FAVERAVOLA (ITALY) - Voices in the sky 4'10"
JEFF BRAGG (USA) - The best way to travel 3'25"
MYSTERY (CANADA) - Visions of Paradise 4'45"
FLOATING STATE (ITALY) - The actor 8'00"
EXTREME REACTION FORCE (CANADA) - Lovely to see you 4'19

CD TWO
ALGEBRA (ITALY) - Dear Diary 3'04"
ROUSSEAU (GERMANY) - Never comes the day 5'18"
INES TREMIS (ITALY) - Lazy day 3'12"
DARKSTAR (SWEDEN) - The Dream 5'01"
GOAD (ITALY) - Have you heard / The voyage 8'55"
STEVE TASSLER (USA) - I never thought I'd live to be a hundred / Watching and waiting 7'44"
MARCO MASONI (ITALY) - Out and in 3'52"
CONQUEROR (ITALY) - Question 4'39"
AKACIA (USA) - And the tide rushes in 5'45"
SARAX (CHILE) - Tortoise and the hare 3'27"
FANTASYY FACTORYY - It's up to you - 4'34"
TANTRA (PORTUGAL) - Melancholy Man 7'36"
SPIRITS BURNING (USA) - The story in your eyes 4'13"
FARPOINT (USA) - New Horizons 6'29"

CD THREE
AJALON (USA) - You and Me 4'38"
THE YLECLIPSE (ITALY) - I'm just a singer (in a rock'n'roll band)
7'27"
CHURCH OF HEAD (USA) - Steppin' in a slide zone 4'56"
ELEGANT SEMPLICITY (UK) - Driftwood 5'20"
UBI MAIOR (ITALY) - Veteran Cosmic Rocker 3'53"
TIRED TREE (SWEDEN) - Blue World 4'48"
THE ROB STAR NOESIS (USA) - I know you're out there somewhere 3'27"
FLAMBOROUGH HEAD (THE NEDERLAND) - Bless the Wings 6'30"
ROZ VITALIS (RUSSIA) - Words you say 6'48"
SCOPE (JAPAN) - December snow 4'57"

Tribute to The Moody Blues/Higher and Higher

TRIBUTE TO THE MOODY

spans the band's catalog, 
from Justin's 1966 solo track "London is Behind Me" to 2003's "December Snow." The track listing is as follows:



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●ヴィヴィット・サウンドより発売(T-TWO.03822)

1) 教育という名の権力/ Education and power
2)欲望の果て / the aftermath of desire
3)人間裁判 / The Tokyo War Crime Trial
4)資本主義の風景 / The sc enery of the capitalism
5)教典エロス / a seripture ~eros~
6)教典 / a seripture
7)34/35 / 34/35
8)無関心な罪 / a crime to be indifferent
9)微笑みのうらがわ / The hidden side of the smile
10)官能音 / Just be sensitive
11)終点 / a terminal point

MEMBERS

・Awai,Satohiro(Vo)
・Terasawa,Hirohisa(G)
・Fujinaka,Hiroki(B)
・Tanaka,Hiroyuki(Key)
・Kawauchi,Tsutomu(Dr)

SCOPE/資本主義の風景 The scenery of the capitalism

関西を中心に活動するジャパニーズ・プログレッシヴ・ロックバンド、「サクリファイス」に続く'03年作。シンフォニックなサウンドの中に鋭利な刃物を隠す硬派な音楽性がさらに進化、ジャケット写真が示すような楽曲/演奏ともに非常に重くシリアスな内容は海外のバンドにも引けを取らぬものです!ワン・テイクとは思えない程の完成度の高い演奏力とインプロ/複雑な展開が融合した楽曲が心地よい優れた一枚                          (ディスク・ユニオンより)


アルバムタイトルと曲名をご覧下さい。思想系ハードコア・プログレ。前作(オフィシャルサイトによると「限定盤」作品が他にもあるようだが、ここでは「SACRIFICE」のこと)とはうってかわり、激シリアスな作風。本作はいきなり、子供のコーラスを被せたサウンドコラージュ的「君が代」で幕を開ける。続く演奏は、あえて「再録禁止の一発録り」を条件としたストイックなもの。この1.のみQuaserの形山和夫が硬質でタイトなDr.を響かせる。6.7.は神戸チキンジョージでのライブ録音。7.ではQuaserの森田拓也がKey.ゲスト参加。いずれにせよ、録音方法の如何を問わず、全体のイメージは 重くキビシク統一されている。プログレッシヴ・ロックだからこそ可能な音楽表現。前作と異なり、完全なバンド形態。かつてゲストであったVo.粟井が正式メンバーに。淡く透明感のある声は健在。今回は歌い上げる言葉そのものが難しいので、いっそう聞き取りづらい。声自体には魅力があるので、自然とリスナーに耳を澄ませることを強いる訴求力がある。ノイジーなG.が呻く重いインスト曲と、シリアスでありながらも美旋律が印象的なVo.曲で構成されたコンセプト作品(全50分)。そういう意味では伝統的プログレ。メッセージ性が強い・・というか強すぎて引いてしまうリスナーもいるであろうが、「それでもいい、届くべき者に届けば良い」という聴く側を突き放した姿勢、セールス面を考えない作風が潔さを感じさせる。(j-progより)


日本のロックグループ、スコープが7年ぶりに発表したこのアルバムでは、ナショナリズムと資本主義が生み出す社会悪を批判する一方、彼らの想像力は広がりを見せ、深い悲しみを体験した者の風景を描き出す。もの悲しく美しいメロディーは、遠い日の感覚へと私たちを誘う。時に激しい押さえきれぬ感情のような激しいギターの音が溢れ、そのメタリックな輝きは、後期キング・クリムゾンを彷彿とさせる。このアルバムでは、暴力とリリシズムが重要なテーマとして扱われ、この二つが鮮やかな対比を見事に生み出す。彼らは、こうしたテーマの理解に向けて努力するだけでなく、演奏のもっともスリルに満ちる時を逃さぬように努めている。                             (平田理恵子)


'Scope', a Japanese progressive rock group, has released this album after 7 years interval. This time 'Scope' clearly presented criticism against the evils caused by nationalism or capitalism, and their imagination field spread to the scenes which would be seen by people with most tragic experience. Melodies here are sweet and sorrowful, which let us remember feeling of our old days. Sometimes frantic guitar sound flows into our ears like uncontrolled emotion and its metallic glitter reminds us of 'post-King Crimson'.
Most pieces have their messages to our society--the opening tune starts with the Japanese national anthem which has a controversial title of 'our emperor's era'. Violence and lyricism are importantthemes here, and the two successfully show vivid contrast. With tense atmosphere retained, it comes to the end with out-of-tuned music of merry-go-round. (In this album, each member's interpretation of music pieces is closely related to how they think about their society and themselves. Along with this effort for deeper understanding of their themes, the group

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●マーキー/ベル・アンティークレーベルより発売(BELLE97405) SACRIFICE

1)The Eternal Serenity (Instrumental)
2)Hedgehog (Improvisation)
3)Moon Drops
4)Voice From The Water Line (Improvisation)
5)Sacrifice
6)Coral Way

MEMBERS

・Terasawa,Hirohisa(G)
・Fujinaka,Hiroki(B)
・Awai,Satohiro(Vo)

SCOPE/SACRIFICE

東洋的なメロディーを取入れた、意欲作。のちに正式メンバーとなる粟井氏(Vo)をゲストに迎え、歌もの+インプロビゼーションを中心としたアルバムである。15分にもおよぶアルバムタイトル曲は、タルコフスキーの映画からインスパイアされた曲。1曲目の、エターナルはライブでは、オープイングをかざる18分にも及ぶ楽曲であるが、アルバムには、6分とスマートな仕上がりとなり歌の部分はカットされている。イタリアでは、東洋的な楽曲が功を成し、焼きまわしバンドの多い中、オリジナリティのあるバンドとして評価される。アメリカのMOONJUNEレコードからのツアー打診があったが(イタリアのバンドDFAとのジョイント)メンバーの都合上、参加にはいたらず、残念であった。しかしファースト・アルバムとしては海外で評価されたことが、スコープとして大きな自信へとつながる。
unit 二人の奏者による演奏形態の最も自由であるがときとして最も崩れやすい危うい形態をとる彼らは、爛熟してはいない。それは2曲めのHedgeHogのインプロヴィゼイションを聴けば解るだろう。危険な香りと根源に迫るテンションの高さを共有させてくれるインプロヴィゼイションである。その高さと広がりは70年代のJazzシーンにいまだに聳え立つCircleのLiveIn German Concertの緊張感のある演奏に引けを取りはしない。藤中のBassの組み立てとヘビー性。寺沢のギターが格闘している様子が心地よくインプロヴァイズされている。一般にunitの形を取るBandにあっては己達の規格を実現しやすいから安きに流れる危険を含むが、この曲あっては緊迫感が良質に存在する。unitがもつ本質においてインプロヴィゼイションの良質性を獲得した普遍性を看ることができる。ギターの寺沢とベースの藤中のtensionの高い危険で危うい、引き合いが自転的に存在するのだ。無限進行形の音楽。立体的に仕上がっていく感覚。また途端に肩透かしを喰って破壊される感覚。なかなかに聴かせる好演だ。音に対するアイデアにも優れたセンスを感じる。Moon Drops一転してイージリスニングである。良質のバックグラウンドミュージックである。こわおもての音楽ばかりじゃないぞと言ったところか。Voice From The Water Lineインプロヴィゼイションである。しかも実験色の強いものであるが、そこを実験に終わらせずに、音に対する思考と試行をとらえることができる。Scopeは過激な前衛ではないのだ。前衛を気取るあまり、また、形の無い、前例の無いものが前衛と錯覚し無定型を求める余り実験のための実験音楽に終わる輩、現代音楽のシュトックハウゼンと全く違うのが、この曲と自作Sacrifiseで解るだろう。unitの受け持ちが逆立している。HedgeHogとはは全くの逆なのだ。HedgeHogは前衛的であるが、ベースはリズムを取り、ギターはメロディを、と常識的な構成であった。Sacrifiseでは極めて聴きやすい曲でありながらリズムを刻むギターとメロディを作るベースと単位が逆転している。これもunitの本質をよく知ったー普遍性を獲得したーヴァリエイションの提出の仕方なのである。ここでも彼等の<知>を見て取ることができる。そして、彼等の演奏力がこの逆転を事も無げになげに支えている。前衛的なことをすんなりと仕出かすにはそれなりの実力が必要なのは言うまでもないことだろう。実力、このじつに平凡でありながら容易に獲得できず、また、他者から見極めるに困難なそれは余りに生活的ではあるまいか。丹念な練習と訓練が否応なく入用なのだ
(音楽評論家 篠田直毅)

アルバムデザインについて
サクリファイスのデザイン(表紙)は、幻想派が持つ内面を聴き分ける力と静寂性を表現したかった。アルバム全体、特にタイトルであるサクリファイス(犠牲)の中間部で私が追い求めている音の方向性、肉体を離れていくイメージを表現するにあたって、プログレにありがちな方向性の読めるビジュアルの使用はさけたかった。対照的ではあるが、あえて作品解釈をしてほしく無い意図もあったのは事実である。偶然にもEMPTYのカメラマン武内氏が所有する写真を見た時即起用となる。バンド・ロゴについては、当時具体的なロゴはなく、レコード会社が使用するフォントの使用となる。余談ではあるが、YESのCLOSE TO THE EDGE・ATOLLのTERTIOがスコープメンバーのお気に入りアルバムであった為、似たようなデザインになったのも隠せない事実である。

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HIBIKIレーベルより発売(hibiki99006)限定版  NUDE

SCOPE/NUDE

中国人女性ボーカル(リュウ・レン)を起用したコンセプトアルバムである。
ベース奏者の藤中が中心となり楽曲を提供。コンセプトは、中国の天安門事件(1989年)で軍隊(戦車)の進行を妨げた勇敢な青年(のちに公開処刑となる)の自由化を進めたい思いと、アメリカ系中国人の考えの矛盾を描いたもの。制作途中で、リュウ・レンが帰国したためインストの部分が大半をしめるが、中国語で歌う、スコープメロディーは健在である。

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HIBIKIレーベルより発売(hibiki99007)限定版 WORKS

SCOPE/WORKS

ファースト・アルバムに収録されなかった曲から過激な音源を集めたアルバム。天皇制を問う曲から~精神患者の思いまでが、奇妙なメロディのなか展開される。ファーストの様な美しいメロディはこのアルバムからは聴くことができない。インプロビゼ-ションが、楽曲の大半をしめる